このマンションに住んで数年になるのですけれども、集合ポストには、毎日何かしらのチラシが投げ込まれております。
たとえば、宅配の寿司やピザ、その他外食店の出前のチラシとか。
あとは不動産関係、所有のマンションを売却しませんか、といったものは本当に毎日入っております。
そしてときどき入っているのが、鍵に関するチラシなんですよ。
どういうものかといいますと、古いカギ、簡単なカギは、開けやすい、つまりは狙われやすいということなので、開けにくい新しいものに交換しませんか、といった主旨のものです。
そして、簡単に開けやすいカギの代表的な例の写真がいくつか載っています。
どうやらキーのさしこみ口のギザギザの向きを見ればわかるようなのですよ。
それとかぎ本体のギザギザの刻みの数とかも、特長があるそうです。
私はそのチラシを持って、我が家の玄関の鍵穴を確認しにいってしまいました。
とりあえず一番古い型ではなかったようなのですが、最新式のタイプでもないので少し心配は残るというところでしょうか。
思えばこのマンションも、築10年を越えているようなので、、こういったチラシが投げ込まれているんでしょうね。
カギの世界は日進月歩、次々に新しいもの、安全なものが開発されているみたいです。
聞いた話ですと、日本の家につけられている代表的なカギというのは、国内はおろか、外国の窃盗団などにも研究されているようで、精巧な模造品などもでまわっているらしいのですよ。
特に大きな団地やマンションなどは、似かよったものが多いので狙いやすいともいいます。
また、窃盗犯の手口も様々で、鍵穴から針金などを入れて開けるピッキングなどの古典的な手口にはじまって、ドアノブの上に別の穴をあけてそこから器具を入れるサムターン回しなどといった手口が次々に研究されているということです。
簡単に開かないと分かれば狙われるリスクも下がるものです。
一説には、開けるのに5分以上かかる入口は、犯人もあきらめるそうですよ。
そういった被害に会わないためにはまず、狙われにくい鍵の設備を備えておきたいものですね。