毎日寝るとき何をするでしょう。
歯磨きや入浴をしてパジャマに着替えて照明を消してベッドの中へ、それだけでは忘れているものがあります。
それは玄関や窓の鍵を閉めることです。
こうすることで、睡眠中外部からの不法侵入を防ぐことができます。
住宅で一番無防備になるときの一つは、家族みんなが寝静まった丑三つ時と言われています。
そのときを狙って泥棒は潜みよってきます。
そのときに家族の一人が目覚めたら、泥棒から居直り強盗へと変貌して家族の財産だけでなく生命も脅かされることになるのです。
そのためにも鍵をしっかりとかけておくことが大切です。
ただし、鍵をかけてもその鍵が甘ければ意味がありません。
泥棒も決して鍵が開いている住宅だけを狙っているわけではありません。
時としては、鍵をこじ開けようと動くこともあります。
泥棒も学習してきて、鍵をこじ開ける手法をいくつも身につけるようになってきたのです。
そのため、従来の鍵では役立たずであるケースも少なくありません。
鍵を閉めたつもりでいたけれど、泥棒から見れば無防備だと感じる住宅も決して少なくないと言われています。
でも、泥棒も学習しているのなら、鍵を作っている企業もまた学習しているのです。
近年では鍵も進化しており、泥棒が鍵をこじ開けて入らないようにするための研究開発がされています。
その最先端をいっているのがカード式の鍵なのかもしれません。
カードを特定の場所にかざすだけで開錠されてしまうのです。
つまり、鍵穴がありません。
泥棒も鍵穴がなければこじ開けることもできません。
強引に入ろうとするのならば、玄関ごと壊さなければなりませんが、それでは反抗が近所に知れ渡ってしまうため現実的ではありません。
そのため、泥棒もお手上げになってしまい犯行を諦めてしまうわけです。
このように、ただ鍵を閉めるだけではなく、新しい鍵に取り替えていくことも家族の生命・財産を守るためには必要不可欠なのです。